日曜日, 4月 7, 2024

SwitchBotのAPI活用とWebhook設定

SwitchBotでデータ取得

SwitchBotはAPIでデータの取得ができますが、APIの実行回数に制限がある事や、現在の状態を取得はできても過去のデータにはアクセスできません。
そこでWebhookを使い変更時にSwitchBot側から自前のサーバーに通知してもらう事で過去のデータを自前で保管する仕組みを作りました。



MySQLにデータベース構築

※DBの構築は省略
テーブル構成はこんな感じ(JSONの生で登録しています。)

フィールド 種別 その他
No int(11) auto_increment
Registration_Server_Time datetime -
input_json text -



Webhookを受け付けるページを作る

適当なWebサーバー(PHPが動く環境)を用意して設置します。
設置場所例:http://api.hogehoge.jp/SwitchBot/index.php

<?php
// POSTされたJSON文字列を取り出し
$json = file_get_contents("php://input");

//データベースに格納
//[連番][サーバー受信日時][JSON生データ]

if($json == ""){
	print("Not JSON");
}else{
	try {
	  $db = new PDO('mysql:host=localhost; dbname=データベース名', 'ユーザー名', 'パスワード');
	  $db->exec('SET NAMES utf8');
	  $stt = $db->prepare('INSERT INTO SwitchBot_Log(Registration_Server_Time,input_json) 
	  VALUES(:Registration_Server_Time, :input_json)');

	  $stt->bindValue(':Registration_Server_Time', date("Y-m-d H:i:s"));
	  $stt->bindValue(':input_json', $json);
	  $stt->execute();
	  $db = NULL;
	} catch(PDOException $e) {
	  die('エラーメッセージ:'.$e->getMessage());
	}
	print("Registration: OK");
}
?>



Webhookの登録

SwitchBotのデバイス状態に変化があるとSwitchBotのサーバーからWebhookで通知を受けれるように設定します。
※「Authorization」は事前にアプリから取得してください

# AUTH="Authorization:XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX"

# curl -H ${AUTH} -H "Content-type:application/json" -d '{ "action":"setupWebhook", "url":"http://api.hogehoge.jp/SwitchBot/", "deviceList":"ALL" }' -X POST https://api.switch-bot.com/v1.0/webhook/setupWebhook | jq .



データベースを確認

JSONのデータが溜まっていれば成功です。
これで過去のデータにもアクセスができ色々と遊べそうですね。